柳川市:白秋生家・記念館

代々柳川藩御用達の海産物問屋を営む旧家に生まれた北原白秋は、日本の近代文学に偉大な足跡を残しました。
北原白秋の生家は、代々屋号を「油屋」とか「古問屋」と称する海産物問屋でしたが、白秋の父の代になると、柳川地方でも一、二をあらそう酒造業を営むようになりました。しかし明治34年の沖端大火災で大半を焼失してしまいました。 その後昭和44年11月に復元され、平成元年2月には母屋に附属していた隠居部屋も復元されました。現在、この生家内には白秋の著書や遺品、さらには柳川の風物にゆかりの深い資料が数多く展示されています。
また、昭和60年には白秋生誕百年を記念して北原家の広大な旧跡地の一隅に白秋記念館(資料館)がオープンしました。 建てられた記念館の外観は、柳川独特の“なまこ壁”の土蔵作りとなっています。館内では、水郷柳川の民俗資料や白秋の詩業を紹介しています。
所在地:柳川市沖端町55-1(開館時間 9:00~17:00)
お問い合わせ:白秋生家・記念館
TEL:0944-72-6773
