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志免町:七夕池古墳(たなばたいけこふん)

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七夕池古墳は、糟屋地区に数ある古墳の中でも最大の円墳で、直径は29メートルにまで及びます。

古墳時代前期末の竪穴式石室からは、九州で8例しかない琴柱形石製品や刀、鏡、3,300もの玉が出土しました。七夕池古墳は、近接する光正寺古墳とともに国指定史跡となっています。

円墳は3段で構成されており、その周囲は幅3.5メートル程の溝で囲まれていて、高さは約3.7メートルあります。
埋葬施設は竪穴式石室が主体部となっており、木棺内に女性の遺体が安置されていました。また、その周囲は銅鏡や琴柱形石製品、刀、玉といった豪華な副葬品が埋葬されており、このことから築造年代は4世紀末で、畿内との関係が深かったと考えられています。
この副葬品は、志免町歴史資料室に展示されています。 墳丘は埋め戻した後、1977年3月31日に公園化されています。

所在地:福岡県糟屋郡志免町田富3丁目511番9号

お問い合わせ:志免町教育委員会
TEL:092-935-7100

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