須惠町:守母神社
中世の山城である高鳥居城が攻め落とされた際、守母神社に残る悲しい伝説が生まれました。
落城の際、城主であった杉弾正の子を連れた乳母が麓の道林寺に落ちのびる途中、岩陰に潜んでいた所、この鳴き声で敵に見つかり捉えられてしまいました。その最期、「自分が殺されても世の中の泣く子の味方となり守り続ける」と誓いました。
これにちなみ、乳母の亡くなった地に守母神社を建て、夜泣きの神様「守母様」として大切に祀っています。
この守母神社には、子供の健やかな成長を祈願する親たちが参拝に訪れます。
所在地:須恵町植木61